「借金」学習ではなく、「貯金」学習
日本コスモトピアのSelfeeWinを始めとした自立学習教材は、
システムに指示を出すと、その都度プリントが一枚一枚印刷されてきます。
つまり、最初はどの生徒さんも「0」の状態から学習をスタートします。
そこから、自分でプリントを選んで印刷し、取り組んでいくことで、
学習がどんどん積み重ねられていきます。
これをかつて、「貯金」学習と表現したユーザーの先生がいらっしゃいました。
年度の初めに、
「はい、これがあなたが1年間で取り組む課題ですよ」
と言って、大量の問題集を生徒の前に積み上げる「借金」学習ではなく、
取り組んだら取り組んだ分だけ、自分の学びが貯まっていく「貯金」学習。
確かに、言い得て妙の表現だと思います。
近年は、自分の学習の足跡をパソコンやタブレット端末の画面で分かりやすく表現できるようになりました。
日本コスモトピアの学習管理システムにもそうした機能があります。
しかし、生徒さんご自身が、自分の苦労の積み重ねを改めて体感するのには、
・バインダーに閉じきれなくなるくらいの分厚いプリントの束
・そうしたバインダーを持ったときのずっしりとした重さ
これらに勝るものは、やはりまだないのではないか、とも感じるわけです。
資源を大切にしながら、学習効果も最大に。
技術を有効に取り入れながら、アナログの良さも大切に。
日本コスモトピアにとって、試行錯誤の日々はまだまだ続きます!