子どもたちと読書の楽しさを共有するイベント「わくわく読書フォーラム2016」を開催いたしました
10月16日(日)、東京・日比谷コンベンションホールにて、子どもたちと読書の楽しさを共有するイベント「わくわく読書フォーラム2016」を開催いたしました。子どもたちに「読書習慣を身につけてほしい」「共に読書の楽しさや大切さを共有したい」「読書を通じて豊かな感性を引き出したい」というテーマのもと、子どもと読書に関わる多様なプログラムを行い、多くの来場者にお越しいただきました。書道家・武田 双雲氏による講演&書道パフォーマンス、わくわく文庫 読書感想文コンクール授賞式、また、今回初めての試みである第1回子ども白熱会議を開催し、非常に意義のある催しとなりました。
◆書道家・武田 双雲氏による講演&書道パフォーマンス
武田 双雲氏をお招きし、親子関係や教育についてのお話をいただきました。楽しそうにお話される双雲氏に来場者は一瞬にして引きこまれ、「楽しむことが大事」「物の見方、考え方、視点を変えてみる」そういった言葉が心に残る、非常に大好評の講演となりました。
また書道パフォーマンスでは、客席から選ばれた4名の方と一緒に「本」という文字を書いていただきました。その後、双雲先生が花まるのついた「遊」という一文字を書かれ、力強く美しい文字と遊び心に笑顔が広がりました。
◆第5回 わくわく文庫 読書感想文コンクール授賞式
読書支援教材「わくわく文庫」で読書に励む子どもたちの成果を発揮できる機会として毎年開催しているコンクールは、今回で5回目の節目を迎え、年中さんから中学生まで約450名の応募がありました。
子どもならではの自由な発想で書かれた感想文がいっぱい!本を1冊読み終えた時の満足感と、次はどの本を読もうかなあと、子どもたちがわくわくしている気分が伝わってくる作品ばかりでした。
本年は「猫のダヤン」シリーズでおなじみの絵本作家、池田あきこ氏を審査員長にお迎えし、賞状の授与と共に各賞のご講評をいただきました。最後に、大賞に選ばれたお子さんによる感想文の朗読があり、会場は一層の盛り上がりを見せました。
◆第1回 子ども白熱会議
積極的に自身の考えを発表・表現する機会づくりとしての新しい試み、「子ども白熱会議」(パネルディスカッション)を企画いたしました。ビデオ審査を通過した小学生の子どもパネリストが、ゲストのモデレーターと共に議論しました。今回のテーマ「人工知能」についての新聞記事を読んで、自分の意見を発表している動画作品によって一次審査を行い、5名の子どもパネリストを選出いたしました。
本番では、サポーターによるアイスブレイクで会場が温まったところに、登場曲に乗って子どもパネリスト5名が登場!モデレーターには東京コミュニティスクールの市川力先生をお迎えし、素晴らしいファシリテーションのもと、子どもパネリストたちの白熱した討論を見ることができました。堂々と自分の意見を発表する姿は、小学生とは思えないほどでした。
この白熱会議は一般社団法人自立学習推進協会の主催で今後も全国で開催を続け、子どもたちの発信力の養成に努めていきたいと考えております。
◆クラウドファンディングプロジェクト達成!
本イベントを開催するにあたり、クラウドファンディングサイト「kibidango」にてプロジェクトを立ち上げました。ご賛同、ご支援いただいた皆様のおかげで155%の達成率で終了することができました。「こどもたちの健やかな成長と実りある将来へ向けて、微力ながらお手伝いさせていただきます。」とのメッセージもいただき、本当に感謝しております。皆様にご支援いただいた資金は、子ども白熱会議パネリストの交通費等に充てられます。ご支援いただきました皆様、誠にありがとうございました。
◆暗やみ本屋ハックツさんへの寄贈書籍が集まりました
暗やみ本屋ハックツさんは「10代のうちに読んでおきたい!」本を19歳以下の若者だけが手に入れることができる古本屋さんです。ハックツさんでは、これから大人になる若者たちの生き方を広げる「場所」と「機会」の提供を行っていらっしゃいます。
当社ではこの活動に賛同し、来場者の方々に寄贈本を募集させていただいたところ、30冊近くの書籍が集まりました。今後、この書籍たちが10代の若者の心に響く1冊となることを願っております。ご協力いただき誠にありがとうございました。
◆メディア掲載
朝日新聞の取材を受け、記事が掲載されております。
朝日新聞記事
本イベントには教育業界に携わる方のみならず、小学生のお子様からシニアの方まで150名近くの方々にご来場いただき、盛況のうちに終了いたしました。本イベントが子どもたちの教育についての新しい気づきの機会となれば幸いです。最後になりましたが、ご参加いただきました皆様、ご協力を賜りました関係団体及び各社様に弊社一同心より感謝を申し上げます。