塾の未来を見つめ
議論する場
進学塾や補習塾など
時代の社会課題に挑んできた学習塾も
不透明で予測困難な時代を迎え
今まさに大きな変革期を迎えています
今こそ塾の未来を見つめ
議論していく場が必要と考え
「塾の未来をつくるシンポジウム2022」
を開催いたします。
開催概要
【日時】2022年4月17日(日)12:30~17:30
【場所】グランフロント大阪北館タワーB10階ナレッジキャピタルカンファレンスルームタワーB RoomB01
会場へのアクセス
【参加費】無料
【お申込】このページ下部にあるお申し込みフォームに必要事項をご記入の上、送信してください。
【主催】株式会社日本コスモトピア
【協賛】一般社団法人自立学習推進協会
※本シンポジウムは新型コロナウイルス感染予防対策を徹底して開催いたします。→詳しくはこちら
※新型コロナウィルス感染症の感染拡大等の状況によっては、オンライン開催に変更することがあります。
プログラム
【講演1】
生徒それぞれの潜在能力を引き出す独自カリキュラムとは
講師:南大塚スタディクリニック 若菜 亮樹 氏
南大塚スタディクリニック塾長
1987年から25年間の塾講師の経験を経て2012年2月、川越市内に南大塚スタディクリニックを開業。学習塾勤務時から「教え過ぎは子どもをダメにする」という思いが強くなり、開業当初より、1人で生徒全員の全教科の指導にあたるべく自立学習指導を基本に据えて指導を行う。
2016年1月、高校入試直前にくも膜下出血を発症し入院・手術。入院5日目より病室からの遠隔指導と生徒の自立学習の定着によって3週間後に退院・復帰した時には、生徒のほぼ全員が教室で勉強しながら待っていてくれた。その年の12月には教室定員の50名を突破し、現在に至る。
<参考>塾ミライ/塾ものがたり 子どもに自立させたければ経営者こそが自立すべし
【講演2】
「読書が育む国語力は総合型選抜と学校推薦型選抜に差をつける」10年以上かけてわかってきた驚きの結果とは
講師:ファーストステップス 浅原 謙 氏
株式会社ファーストステップス 代表取締役 / ファーストステップス+未来塾 塾長
1986年、宮城県生まれ神奈川県出身。学生時代に首都圏学習塾にて講師を5年間務める。その後東京都内の飲食コンサルティング会社に入社。3年目に取締役に就任。 2016年3月、合同会社ファーストステップス(2017年に株式会社へ組織変更)を設立、同時にファーストステップス+未来塾の塾長に就任。
<参考>塾ミライ/塾ものがたり “斜めからの関係”で保護者と子どもの架け橋になる。「全部おまかせします」が最上級の褒め言葉
【講演3】
「塾屋は生徒の人生の片棒を担ぐ存在」より多くの生徒と真剣に向き合うために
講師:花咲スクール 大坪 智幸 氏
株式会社花咲スクール代表取締役/本部校教室長
1984年、埼玉県春日部市生まれ。埼玉県内某進学校へ入学。一浪の末某私立大学へ入学。塾講師のアルバイト、車、バンドに明け暮れる。塾講師のやりがいと楽しさを感じ今の仕事の原点になる。卒業後、日本郵便、新車ディーラーでの営業職などを経験したのち社会の矛盾を感じ27歳で教育業界に転身。通信制高校と塾講師をかけ持ち、激務から肺炎を患い生死をさまよう。2014年、県内大手学習塾に入社。2016年、フランチャイズとして独立、株式会社花咲スクールを設立。2019年7月、完全独立、花咲スクール本部校、開校。生徒の自主性を引き出す教育方針と、ひとりひとりに真摯に向き合う姿勢に定評があり、口コミや紹介による入塾者が後を絶たない。2021年6月、精神鍛錬のため居合道入門、10月民間教育の在り方の体系化とMBA取得を目標に大学院プレ受講開始。2022年春、本科入学。
<参考>塾ミライ/塾ものがたり 塾屋は生徒の人生の片棒を担ぐ存在。「観察」からすべてが始まる
デタラメ受験戦争 失われた「学びの本質」https://www.amazon.co.jp/dp/B09TVJC5MG/
【パネルディスカッション】
「教育の未来のために、いま私たちがすべきこと 」
【ゲストパネリスト】株式会社biima 執行役員/biima sports事業本部長 土井 義大 氏
株式会社biima 執行役員/biima sports事業本部長
東京都出身。早稲田大学法学部卒業後、株式会社リクルートに新卒入社。ブライダルカンパニーに配属され、50社以上のクライアントを担当。
2011年、社内ベンチャー企業「株式会社ニジボックス」に参画。大手食品飲料メーカーや大手流通向けのデジタルマーケティング事業を立ち上げ、「レシポ!」や「コレ、オススメ」など、主にSNSを活用した複数のWEBサービスを開発し、累計500回以上のキャンペーンに導入される。
2015年、株式会社CRAZYに参画。セールス部門マネージャーとして、オリジナルウェディング事業の拡大に従事。
2016年、株式会社biimaに創業メンバーとして参画。教育事業、ITクリエイティブ事業、コンサルティング事業の3つを立ち上げる。教育事業では、早稲田大学教授陣とプログラムを共同開発した総合キッズスポーツスクール「biima sports」を開始。サービス開始5年で、全国150拠点で展開。また、2020年9月には、biima sportsを完全導入した保育園「biima school」を東京都港区に開園。
5歳の息子と2歳の娘の父。趣味はサッカー、キャンプ、海外旅行。
<参考>biima spots ウェブサイト
登壇者:
南大塚スタディクリニック 若菜 亮樹 氏
花咲スクール 大坪 智幸 氏
日本コスモトピア 下向 峰子
【モデレーター】下向依梨 氏
株式会社roku you 代表取締役 社長 、一般社団法人 日本 SEL 推進協会 代表理事
慶應義塾大学総合政策学部卒業。同大では、研究の一環として社会起業家精神を育む教材『 Change Making Pattern 』を制作、出版。ペンシルベニア大学教育大学院にて、学習科学・発達心理学の修士号を取得。 Social Emotional Learning SEL )と出会い、 21 世紀型問題発見解決スキルの養成において、いかに SEL が寄与するのかについて、修士論文にまとめる。
帰国後、東京都内で小学校教員を務める。探究型 PBL にフォーカスする学校で、教鞭をとりながら PBL と SEL の関係性をフィールドで研究。
教材制作・コンサルティング会社を経て、独立。 SEL をベースとした学びのプログラム、研修・教材作成をメインとした「学びプロダクション株式会社 roku you 」を沖縄で設立。
懇親会
【日時】2022年4月17日(日)18:00~20:00
【場所】旬穀旬菜グランフロント大阪
【会費】7,000円(税込)
満席になりましたので、申込受付を終了いたしました。
学習塾の先生方が特に楽しみにされているのが懇親会です。
Selfeeやわくわく文庫を使っている先生同士で実際に会ってお話する機会はなかなかありません。
ご教室での取り組みや悩みなどを語り合ううちに新しいアイディアや気づきがあったり、前向きに取り組むパワーがわいてきたり、名刺交換して、その後もご交流いただいたりしています。
今回ご講演いただく先生方にもご参加いただきます。ぜひ懇親会までご参加ください。
映画上映 『ベアテの贈りもの』
【日時】2022年4月17日(日)10:00~11:30
【場所】グランフロント大阪北館タワーB10階ナレッジキャピタルカンファレンスルームタワーB RoomB01(シンポジウム会場と同じです)
【参加費】無料
日本国憲法(1946年11月3日公布)に、第14条「法の下の平等」と第24条「家庭生活における両性の平等」を草案したベア
テ・シロタ・ゴードンの功績、それを受けて活動展開を進める日本女性たち、変化する日本社会、そして今後を問うドキュメ
ンタリー。
出典:『ベアテの贈りもの』公式サイトより
“リストの再来”と称されたピアニスト、レオ・シロタの娘として1923年ウィーンに生まれたベアテ・シロタ。作曲家山田耕筰が、父親のレオ・シロタを反ユダヤ主義の欧州から招き1928年に東京で演奏会、翌年彼は再来日し、1931年には、東京音楽学校(現・東京芸術大学)の教授に就任した。
5歳のベアテは両親と東京乃木坂に住み、1936年にはドイツ学校から、アメリカンスクールへ転校し、自身の家庭の自由な雰囲気とはかけ離れた、抑圧された日本の女性達の実態も見聞きする少女時代を過ごした。
そして15歳で米国のミルズカレッジへ進学、両親と離れて暮らし始めたが、1941年に日米開戦となり、両親との連絡・送金も途絶えた。
終戦1945年の12月、彼女はGHQ民間人要員を志願し来日し両親と会えた。翌年、日本国憲法の草案委員の一人に起用され人権小委員会に属し、日本女性の状況を知る彼女は、女性の地位向上に関して様々な条項を書いたが、その多くはGHQの委員会で削除された。然し、彼女が思いを込めた人権は第14条に残り、そして男女平等は第24条となった。
翌年7月ベアテは両親と、GHQでベアテと同時期、日本語通訳であったジョセフ・ゴードンが待つNYへ帰国、1948年1月結婚、ベアテ・シロタ・ゴードンは、翻訳の仕事をしていた。
1952年秋、ロックフェラー財団の援助で、日米の指導的立場の人物交流の第一陣として日本から市川房枝が渡米し、ベアテはその通訳を務めたが、日本国憲法との関わりは秘密だった。以後、彼女はジャパンソサエティ、アジアソサエティに属し、日本・アジアの芸術文化を米国に紹介し続けた。
1946年11月憲法公布、日本初の女性の選挙権行使では、39人の女性議員が生まれ、労働省発足、婦人少年局長に山川菊栄が初代局長に選ばれた。
1947年、家父長制度が廃止、さらに教育基本法が施行され男女共学が実現。1980年には、高橋展子デンマーク大使が、国連婦人の10年の女子差別撤廃条約に署名、85年に批准、そして赤松婦人局長の下で男女雇用均等法の成立となった。国籍法の改正、家庭科の男女共修と進み、また、民間企業における男女同一賃金に関する裁判の一審敗訴に、支援の呼びかけも広がり、国連の委員会からの日本政府への勧告の反映もあり、二審で和解、賃金のみならず昇進も獲得。女性の視座を論じ、大
学では「女性学」も誕生。
1999年、男女共同参画基本法も成立、女性たちの職業・活動分野も多面化した。国際的には緒方貞子国連難民高等弁務官の存在も注目された。
1993年TV番組「日本国憲法を生んだ密室の九日間」放映がきっかけとなり、ベアテは日本で講演を毎年行ってきた。この映画の最後に「日本の女性は心と精神が強い、みんなで頑張って欲しい、明るい将来のために。私が草案した権利を生活に活かし世界の女性達のためにも働きかけてください」と彼女は期待を語っている。
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